お店を開業する為に必要なこととは?カフェの開業について知ろう!

カフェ開業を検討中の方は、開業準備は進んでいますか?お店の開業では、自分のお店を自分の思うように開いて、そして運営できると良いですよね。一方で、開業したいけど準備がよく分かっていないと言う方も、実は、少なくありません。ここでは、カフェの開業について、開業する際に必要な資格や費用相場をお伝えします。

カフェ開業で必要な資格・申請届けについて

店舗内装

必要な資格とは?

食品衛生責任者

食品衛生責任者と言うのは、カフェの開業に限らず、飲食店開業を行う上ではず取得が必要な資格です。各都道府県において、食品衛生責任者の資格を取得することが出来ます。この資格取得は必須なので、約1~2ヶ月先位まで講習予約が埋まっているケースもあり、早めも申し込みがポイントです。受講料に関しては約1万円程度となっており、開業する3ヶ月位前までには、資格を取得しておきましょう。

防火管理者

防火管理者と言うのは、資格取得が必要になります。日本防火・防災協会にて行われている講習を受講することで、防火管理者の資格取得が可能です。延べ面積300平方メートル以上の場合は、甲種講習2日で約10時間の講習、延べ面積300平方メートル未満の場合は、乙種講習1日約5時間で学ぶ講習、これが一般的な防火管理者資格取得の講習になります。
受講料に関しては、甲種講習が7500円、乙種講習は6500円です。この資格取得では、カフェの正確な延べ面積や席数などが分かった上で、その条件にあった講習を受ける必要があるので、カフェの設計完成段階で受講申し込みを行うのがポイントです。

必要な申請とは?

飲食店営業許可申請

飲食店営業許可申請と言うのは、資格ではありません。しかし、衛生法上において必ず保健所へ申請する必要があります。カフェ設備の細かな規定があるので、カフェを作る設計士と所轄保健所へ行って相談しょう。カフェの着工スケジュールを考慮し、カフェの工事完了約2週間前に申請を済ませておくのが良いです。申請して許可が下りれば、カフェを開業することが出来るようになります。名称の似た申請で、喫茶店営業許可申請と言うものがありますが、これは、酒類以外の飲物や茶菓をお客様に飲食提供する営業で、殆どのカフェの場合は飲食店営業許可申請になります。

菓子製造業許可申請

菓子製造業許可申請と言うのは、パンや菓子のテイクアウトを行う、卸業中心に開業する、そのような場合に必要な申請です。これに該当する場合、厨房は密室にする工事が必要なので、厨房工事費が高くなります。もし、菓子製造業許可申請が必要であれば、物件契約後の設計段階で、所轄保健所で確認するのが良いでしょう。

開業・廃業などの届出書

新たに独立してカフェの開業をする場合、開業届提出が必要です。提出先は管轄税務署で、この届け出には審査はありません。この届け出と共に、青色申告承認申請書も提出しておくのがお勧めです。注意点には、開業届と言うのはカフェの開業から1ヶ月以内の提出が原則で、開業後、忙しくて忘れてしまわないよう早めに提出しましょう。

どんなカフェを開業するかで資格取得予定を立てる!

カフェの開業では、届け出、必須資格、営業形態など、色々と必要なものがありますよね。特に、食品衛生責任者の資格を取得したい場合には、早めの取得がお勧めです。また、飲食店営業許可に関しても、上手くスケジュール調整を行わなければ資格取得が出来ない為に、カフェのオープン時期が遅れてしまう可能性もあるので気を付けましょう。カフェの開業で大切なことは、先ずはどんなカフェを開業するのか、そこがしっかり固まっていることです。しっかりとしたカフェのコンセプトを元に、開業にむけた準備を決めていきましょう。

カフェの内装やメニューについて

店舗内装

カフェのコンセプトが毛低したら、内装やメニューを決めていきましょう。例えば、健康志向なカフェを押し出す場合であれば、内装もナチュラルで温かみのあるテイストも素敵ですしアジア雑貨をメインに置いたカフェであれば、内装やメニューもアジアン系で揃えるのも一つです。どんなカフェでも、お客様がゆったりとくつろげる場所を目指すことに変わりはありません。
コンセプトをもとにしながら、ターゲット層であるお客様が「居心地がいい」と感じてもらえるよう、また、お店全体としてコンセプトによる統一感を出せるような内装を選びましょう。そのためには、できるだけたくさんの同じようなコンセプトのサイトや店舗を見ることが大切です。また、メニューも同じようにカフェのコンセプトを元に、色々なメニューを見たり料理を調べたり、カフェのイメージを固めていきましょう。特に、個人経営で開業するカフェであれば、季節やイベント毎に特別メニューを用意して、目新しさや新鮮味を感じてもらうこともできます。

カフェ開業費用の相場について

店舗内装

物件取得費

物件取得費と言うのは、物件契約で必要な費用の総称です。具体的には、保証金、礼金、仲介手数料などが挙げられます。もちろん、カフェの開業に限ったことではなく、どんな業態であっても必要となるものです。例えば、保証金が家賃6ヶ月、礼金が2ヶ月、仲介手数料が1ヶ月、そして、カフェオープンまでの空家賃が2ヶ月分だった場合を考えてみましょう。物件取得費の総額は、家賃の11ヶ月程度になりますよね。仮に、家賃20万円の物件契約をする場合、準備費用として220万円以上の資金が必要になります。

また、保証金に関しては、立地で家賃10ヶ月分、或いは、それ以上になる場合もあります。他にも、事業用物件は、家賃に消費税が課税されることも忘れてはいけません。カフェの開業では、物件オーナーからは歓迎されやすく、建物イメージが良くなる、騒音や排煙が少なく近隣クレームが出にくいなどの理由が挙げられます。事業計画書の作成を行い、物件オーナーや不動産業者に準備万端でプレゼン出来るようにしておくのが良いです。

内外装工事費

カフェの開業における内外装工事費は、開業資金の中でも最も大きな割合を占めている部分です。カフェを開きたい方にとって、特に、内装に関してはこだわりたい所ですよね。しかし、カフェで提供するメニューやデザインなどで、内装にも色々と差が出ます。大体の目安としては、1坪あたりの工事費は約30~60万円程度で、10坪のカフェであれば約300~600万円、20坪で約600〜1200万円程度の費用が必要です。最近は、シンプルな内装が受けており内装費自体は削減しやすいですが、その一方で、SNS映えも流行っているので、どのようにデザインするかはカフェのコンセプトに照らし合わせましょう。

また、目に見えない部分にも資金は必要です。例えば、居抜き物件を活用する場合、以前のお店の業態により基礎工事料金も変わります。以前が飲食店であれば工事費は抑えやすいですが、以前は会社の事務所であればコストは高くなりやすいです。カフェの内装で重要なことは、内装予算をしっかり決めておくことです。内装と言うのは、ちょっと仕様を変更しただけでも金額が大きく変わる可能性もあるので、もし、予算をオーバーしてしまえば、カフェを開業した後の資金繰りが厳しくなります。施工業者ともよく相談し、予算内に収まるように内装工事を進めていきましょう。

まとめ

店舗内装

ここでは、カフェの開業について、開業する際に必要な資格や費用相場をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?昨今では、大手企業だけでなく個人の方も脱サラや未経験でも、カフェを開業する方が増えています。カフェの開業に向けて、何をどのように進めていけば良いか、この記事を参考に少し把握出来たのでないでしょうか?是非、カフェの開業に向けて正しく準備を行い、晴れてお店をオープン出来るようにしましょう。